2019/04/05 12:07

静岡県遠州、旧横須賀町でアバカ製糸加工産業が賑わいを見せはじめた明治中期頃。

1000人以上の職人たちが築き上げた伝統の中、自家製の糸で織布をはじめたのがそま工房のはじまりです。

強靭でしっとりとした光沢があるアバカ。

大自然が育む繊維は、1本1本の太さにも個性が溢れ、浮き出る縞模様は、天然繊維ゆえの趣きが実感されます。
自然が生み出す芸術品ゆえに、何度見ても、何年経っても飽きがこない布:アバカ。
 
そま工房では、アバカの繊維を1本1本手で紡ぎ、職人の技術により織り上げています。
日本唯一となったこの織り技術を守りつつ時代とともに新しく生まれ変わります。